基礎体温表の作り方
基礎体温の変化によって、妊娠をはじめ、他の体調変化などもわかるので、
特に妊娠を意識していない人でも、
基礎体温は測り続けたほうがよいです。
基礎体温の測り方は簡単ですが普通とは少し違います。
まずは「基礎体温計(婦人体温計)」という専用の体温計を買ってきましょう。
基礎体温はわずか0.3~0.5℃ほどの範囲で変化するので専用のものが必要なんです。
基礎体温計を枕元に置いておいておきます。
そして朝目覚めたら、動かずにその場で体温を測ります。
これを毎朝繰りかえし、折れ線グラフにして
基礎体温表に記録するわけです。
基礎体温を測り続けると、高温期と低温期を繰り返しているのがわかってきます。
自分の基礎体温のリズムがわかるわけです。
もし高温期が3週間以上続いた場合、それは妊娠兆候と考えられます。
妊娠を望んでいる場合は、毎朝基礎体温を測ると
嬉しい兆候に気づくことでしょう。
妊娠中期から後期にかけての心配事のひとつに、早産と切迫早産があります。
早産とは、赤ちゃんがまだ未熟な妊娠22週~37週未満に
お産が始まることをいいます。
早産は、妊娠月数が満ちていないだけであって、
お産の始まりは普通の分娩と同じです。
産後、赤ちゃんの成熟度に合わせた治療が必要になってきます。
場合によってはNICU(新生児集中治療室)の整った病院へ
転送されることもあります。
赤ちゃんが自分の力で生きられるようになるまで、保育器に入って過ごします。
それに対して切迫早産とは、妊娠が継続しているものの、
22週~37週未満に規則的な子宮収縮(陣痛)が続いたり、
子宮口が開く前兆として子宮頸管が短くなったり、子宮口が開いたり、
早産の兆候がある場合をいいます。
そのままお産が始まらないように、安静を第一に過ごします。
お医者さんの指示に従って、自宅で、または入院して、
早産の兆候がなくなるまで横になって過ごします。
必要に応じて、子宮収縮抑制剤を服用したり、点滴による治療が行なわれます。
少しでも早く対応するため、「規則的なおなかの張りが続く」
「出血がある」「おなかや腰に痛みを感じる」
「破水した(あるいは、したかもしれない)」という時には、
すぐ病院に連絡をとって受診してください。
早産の原因は、ママ側としてB群溶連菌やクラミジアなどによる感染症、
子宮の形の異常、子宮頸管無力症、前置胎盤や羊水過多、
赤ちゃん側として逆子の場合、多胎妊娠の場合、などがあるといわれています。
しかし、どれにも当てはまっていなくても、早産の兆候があらわれることもあります。
早産を避けるために、頻繁におなかが張る人は運動のし過ぎに注意したり、
妊娠高血圧症候群などの合併症にならないように
体重の増えすぎや塩分の摂りすぎに気をつけてください。

