中絶手術は、
医療技術の進歩のせいもあって昔より危険は減っています。
そのせいか「できちゃったら堕ろせばいい」
などと軽く考えている人も多いのも事実です。
中絶手術は、かかる時間こそ短いものの、
手術なのですから危険は当然あります。
特に妊娠12週を過ぎた場合は、
胎児がかなりの大きさに育っているため
分娩に近い形を取ることになり肉体的苦痛もあります。
中絶手術は受ければ終わりではありません。
精神的・肉体的にも大きな傷が残ることだって珍しくありません。
最悪の場合、妊娠できない体になってしまったり、
自殺の引き金になってしまったりすることもあります。
中絶手術は、女性にとってはできれば避けたい手術です。
まして男性が簡単に「堕ろせ」と言うなんてもってのほかですね。
もし「できたら堕ろせばいい」などと考えているとしたら
それは命を軽んじていることになります。
避妊を必ず行いましょう。
妊娠した女性にしかわからないつわりの症状に、
少々つらい時期を過ごしているママが多い3ヶ月目。
つわりで体がだるくて仕方ないママとは対照的に、
この頃の赤ちゃんはすくすくと元気に、
そして着々と人間らしい体になってきています。
妊娠2ヶ月の頃には「胎芽(たいが)」と呼ばれた赤ちゃんは、
妊娠3ヶ月に入る8週目になると、人間の赤ちゃんとして「胎児」と呼ばれます。
しっぽは完全になくなり、頭や胴、足がはっきりしてきて、
顔もおでこやあご、まぶたができて人間らしい顔立ちになります。
内臓もさらに発達し、肝臓が本格的に血液を作り始めたり、
血液循環も始まったり、羊水を飲んで時々おしっこをするようにもなります。
羊水の中では体を曲げ伸ばしたり、手足を動かしたりと活発に動き、
へその緒も長くなることもあって、羊水の中を動き回れるようになります。
皮膚の色はまだ透明で、血管や内臓が透けて見えます。
これまで赤ちゃんは
「卵黄嚢(らんおうのう)」
と呼ばれる組織から栄養をもらって成長してきましたが、
この頃から、胎盤とへその緒を通してママから栄養をもらうようになります。
外性器も発達して、11週の終わり頃になると、
男女の性別がはっきりしてきます。
妊娠すると早いうちから赤ちゃんの性別が気になってしまうものですが、
まだ超音波映像で捉えるのは難しいですね。
赤ちゃんが元気かどうか調べる時に重要なのが、
超音波検査で確認できる心拍です。
赤ちゃんの心拍は、1分間に120~140で、
大人の約2倍の速さです。
小さな心臓を一生懸命に動かして成長しているのですね。

